家庭療育を選んでいるわけ
息子と同じ自閉症児のママたちと話をしていると、「どこの療育に行っている?」という話になることがよくあります。
多くの自閉症児がどこかの療育に通っていると思いますが、私は2年近く家庭療育をしています。
私も息子を療育にせっせと通わせていた時期がありました。
幼稚園の後、週1回1時間とか、2週間に1回程度。
他にも保育所等訪問支援として幼稚園に来てもらったり、使えるものは使わせてもらおうと福祉のサービスもたくさん使っていました。
だけど、あちこち行くというだけで疲れてしまうし、その頻度では、たいして効果も感じられませんでした。
その後引っ越したので、幼稚園には行かず、毎日通う療育園へ。
そこで半年間、家庭でもできる療育をみっちり教わりました。
また別の幼稚園に入ったので、その療育園はやめましたが、そこで教わったことを今も家で続けています。
どこかに通うよりも、1日30分でいいから、家でコツコツとできることをやったほうがいいと思うのと、
私は外に出るだけでも結構エネルギーを使ってしまうので、
家庭療育を選んでいます。
よく歩いています2
今朝も歩いて学校に行きました。
毎日片道30分かけて歩いて通っていると言うと、「すごい」とか「大変だね」とか言われますが、それほど大したこととは思っていません。
普通ならバスに乗るのでしょうけれど、それでも30分近くかかります。
それに、その路線はとても混むので乗れずに見送ることも。
それなら歩いた方が早いことも珍しくはないのです。
息子とスーパーへ行くときも、以前は自転車でピューっと行っていましたが、今は歩く。
自転車で行く時間プラス30分ぐらいで行けちゃいます。
息子は少し荷物を入れたリュックを背負わせると、姿勢がしゃんとします。
買った物も少し入れて、もう少し負荷をかけることも。
まだまだ送り迎えはしなくてはいけないし、息子の療育にもなるし、私の健康のためにもなるし、親子でたくさん歩く日々は当分続きそうです。