息子は自閉症に加えて多動もあります。
道路に飛び出すほどではないけれど、とにかく落ち着きがない。
「待ってて」と言っても聞かない。
ちょっとでもいいから待てるようになってほしくて始めたのが、夕ご飯のとき椅子に座ったら“手はおひざ”で10秒待つこと。
初めは私が息子の手を押さえて、すごーく速く10数えて、とにかく10秒待たせていました。
それを毎日やっていくうちに、手を押さえなくても、速く数えなくても、「食べていいよ」と言うまで待てるようになりました。
健常児なら言い聞かせれば済むことを、息子には一手間も二手間もかけています。